妊娠と便秘の意外な5つの関係とは

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妊娠
すると、便秘になる人が多くいます。それまで、便秘とは縁のなかった人ですら、そういえばもう何日もでていないと初めて便秘になってしまうことも。妊娠中の便秘には大きく分けて3つのパターンがあります。一つは、ホルモンの関係、そして、子宮による腸の圧迫、3つめは水分不足です。原因を知って、体と上手に付き合っていきましょう。



 妊娠と便秘の関係について


 妊娠による便秘の原因と解決法について
妊娠中の便秘には大きくわけて3つのパターンがあります。原因を知って、体にあった解決法を探っていきましょう。


ホルモンの関係
妊娠すると黄体ホルモンが原因で便秘になりやすくなります。いわゆる女性ホルモンには、卵胞ホルモンと黄体ホルモンがあります。自律神経を活発にしてくれる卵胞ホルモンと違って、黄体ホルモンは受精後の着床に備えて子宮の内膜を厚くお布団のようにしてくれる作用があります。そういった蓄えの機能のために、大腸から水分吸収しているのです。水分が吸収された腸の中身は固くなるのは当然ですから、便秘になりやすくなります。

もう一つ、大事な機能があって、妊娠中に子宮の収縮が激しいと妊娠の維持が難しくなるため、この黄体ホルモンで収縮を抑えています。子宮の周りも収縮を抑えてしまうため、腸の動きが鈍くなります。

黄体ホルモンは排卵日を過ぎると毎月でてきます。妊娠すると、出産まで継続して黄体ホルモンは分泌され続けます。2つの働きをみるだけで、妊娠中に便秘になりやすいことがわかります。

腸の働きを促進するために、食物繊維を多くとることを心がけましょう。野菜が食べにくいと思ったら、シリアルを摘んでみてください。カロリーや塩分が気になる妊娠中の手助けとなってくれますよ。


子宮による腸の圧迫
子宮が妊娠によって、どんどん大きくなると、お腹は前にでるだけで腸や膀胱の方にも大きくなって圧迫していきます。腸の動きが圧迫によって鈍くなり、便は当然のように滞っていきます。出産までは子宮の圧迫は仕方がありませんから、なるべく食物繊維が豊富なものを食べ、腸の働きを活発にするためにストレッチをオススメします。腸を活発にするには、ブリッジのポーズが最適ですが、妊娠中はお腹を張らないようにするために、逆の猫のポーズで腰をゆっくりと上下に動かして、腸を動かしていきましょう。


水分不足
つわりでなかなか食べ物が喉を通らない時、水分も不足しがちになります。嘔吐で水分が外にでてしまうこともありますし、唾液の分泌も多くなって、さらに水分が不足していきます。吐き気で何も口にしたくない時でも少し意識して水分をとるようにすると便秘が解消されやすくなります。便秘だけならまだいいですが、脱水症状になったら大変です。

妊娠中は基礎体温も上がり、水分が蒸発しやすくなっています。また、お腹の赤ちゃんに血液が集中していきますから、サラサラな血液を維持するためにいつもより多めの水分をとるように心がけてください。

腸の中で便が溜まり、腸の中でどんどん水分が抜けていくと、益々、便は固くなっていきます。子宮による圧迫と便の硬さで、強引に排便しようとした結果、痔になることもあります。子宮によって圧迫されているのは、腸だけではありません。周りの血管も圧迫されているのです。もちろん、血流が悪くなり、おしりのあたりは鬱血しやすくなっています。そこで、硬い便を出そうと力むと痔になりやすくなります。子宮の圧迫などで、排便を忘れがちでもあります。便をもよおすまでまで待たずに、朝はトイレに行く週間をつけるといいかもしれません。


そもそも便秘になりやすい人とは?
便秘の原因にはいくつか考えられます。腸内細菌のバランスの崩れ、忙しいなどのストレス、水分不足、運動不足、病気などの原因があります。それもこれも、腸の動きが悪くなる原因ばかり。腸はホルモンからも神経からも指令を受けて動いています。原因をみていくと、生活リズムを整え、ゆったりとした気持ちで過ごし、適度な運動をし、水分をこまめにとる、これが大事なようです。

仕事が忙しくて朝食を抜いたりして、朝から腸のリズムが整わないと便秘になりやすくなります。忙しさからストレスは、脳から休憩の指令をだしてしまい、腸の動きも悪くなります。ストレスを感じている時こそ、生活リズムを見直して、腸を活発にする方法をさぐってみましょう。すべてをクリアにするのはともて大変なことにみえますが、一つずつ見直していけばいいでしょう。


女性に多いのはなぜ?
便秘は女性に多いイメージがあります。女性に多いのはやはりホルモンによることが多いようです。排卵までの時間は卵胞ホルモンが分泌され、腸も活発になりますが、排卵から生理前までの間、黄体ホルモンが分泌され、腸の動きを抑え、水分を腸から吸収してしまいます。生理前に便秘になるにはこのような黄体ホルモンの影響があります。黄体ホルモンは、妊娠にはとても大事なホルモンですが、腸の動きを抑える便秘の原因にもなるホルモンです。

便秘予防にできることは、水分補給と運動です。特に妊娠すると、子宮に血液も集まり、どんどん水分が必要になってきます。だいたい、女性は1日に2リットルの水分が必要と言われています。妊娠中はそれよりも少し多めを心がけて水分をとる努力をしていきましょう。

本日のまとめ

妊娠と便秘の関係について
妊娠による便秘の原因と解決法について
ホルモンの関係
子宮による腸の圧迫
水分不足
そもそも便秘になりやすい人とは?
女性に多いのはなぜ?