母乳にカフェインが影響する7つの原因

カフェイン

妊娠中や授乳中はコーヒーを控えましょう、そんな言葉をどこかで聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。その言葉の根源はカフェインを心配してのものです。カフェインって悪者なの?カフェインをとりすぎると母体や赤ちゃんにどんな影響があるの?そんな疑問を一緒に解決していきましょう。

母乳にカフェインが影響する7つの原因

 


 その1:カフェインのメリット

 カフェインは悪者なのでしょうか?正解はNoです。摂取の仕方によっては、脳梗塞などの重大な病気を予防する効果があるともいわれています。よく効果として耳にするのは眠気防止ですね。カフェインは脳を刺激し興奮気味にさせることで眠気を防止する役割を期待されています。そのため栄養ドリンクなどには多量のカフェインが含まれていることを、むしろメリットとして謳っているものが多いです。

 


 その2:カフェインのデメリット

メリットがあればデメリットもあります。カフェインは脳に刺激を与えて興奮させる覚醒作用があります。それは裏を返せば、不眠や落ち着きがなくなることに繋がります。特にカフェインを多く含んだ母乳を継続的に摂取すると赤ちゃんに次のような影響がでるといわれています。

 ・落ち着きがなくなる

・不眠

・興奮して泣き止まない

・不機嫌で喜怒哀楽が激しい

 


 その3:赤ちゃんに送られるカフェイン量

 母親が摂取したカフェインは、赤ちゃんへどのくらい影響するのでしょうか。一般に母親が摂取したカフェインの0.5~1.5%が母乳に含まれるとされています。その量は摂取後30分以内に最高値に達し、半量に減るまでに約5時間かかるといわれています。

 


 その4:赤ちゃんがカフェインを消化するのに要する時間

 一方赤ちゃんがカフェインを消化するのにかかる時間は約3日。大人の約15倍の時間を要します。生後3ヶ月くらいになると所要時間は1日程度に短縮します。これらのことより成長とともにカフェインの代謝能力は向上していくこと、生後すぐの赤ちゃんの方がより体内にカフェインが蓄積しやすいことが分かります。

0.5~1.5%ならたいした量ではないと思う方もいるでしょう。しかし赤ちゃんの体重は、女性の平均体重を50kgとすると、その17分の1ほど(3000g)しかありません。たとえ大人にとっては少しの量であっても、赤ちゃんにとってはたくさんのカフェインを摂取することになるのです。

 


 その5:喫煙と重なった時に起こる怖い病気

 乳幼児突然死症候群という病名を聞いたことがあるでしょうか。それまで元気に過ごしていた赤ちゃんが、事故や窒息ではなく眠っている間に突然死亡してしまうものです。日本での発症頻度は6000~7000人に1人と推定され、生後2ヶ月~6ヶ月に多いとされています。平成23年には全国で148人の赤ちゃんが亡くなっている怖い病気です。

原因はまだはっきりと分かっていませんが、男児、早産児、低出生体重児、人工栄養児に多いことが分かっています。時期は冬季、早朝から午前中に多いとされ、うつぶせ寝や両親の喫煙もリスク要因になりえます。この喫煙というのが今回のポイントです。喫煙は乳幼児突然死症候群の大きな危険因子です。両親が喫煙する場合、両親が喫煙しない場合の約4.7倍発症率が高いと報告されています。これに加えカフェインを多量に摂取しているとリスクがさらに高まるといわれているのです。

 妊娠中の喫煙は、赤ちゃんの体重が増えにくくなりますし、呼吸中枢にもよくない影響を及ぼします。妊婦自身の喫煙はもちろんのこと、受動喫煙も防止しましょう。旦那さんはまだ煙草を吸ってはいませんか?身近な人にリスクを説明し赤ちゃんを守るのもお母さんの大事な仕事です。

 


 その6:カフェインが多く含まれるもの

 カフェインが多く含まれるものにはどんなものがあるでしょう。皆さんおなじみのコーヒーだけでなく、こんなものにもカフェインが含まれています。

・コーラ

・紅茶

・緑茶

・ココア

・烏龍茶

・栄養ドリンク

・チョコレート

 みんな美味しそうなものばかり。これらを全部我慢するなんて耐えられない!私もそう思います。では1滴も口にしてはいけないのでしょうか。医師にもよりますが、1日1~2杯程度であれば問題がおきる可能性は少ないといわれています。カフェインが動物実験で悪影響を与えたという発表も、1日に数十杯のカフェイン飲料を何日も飲み続けたという前提で行われているものが多いからです。

1日1杯のコーヒーを我慢してストレスをためるよりは、気持ちよくコーヒーを飲み、心をリラックスさせた方がよいといわれます。

 


 その7:カフェインの少ないもの

 それでもやっぱりカフェイン量は少ない方がいい、と思う人の為に。今は妊婦さん用にノンカフェインのコーヒーやお茶が多く販売されています。

 ・麦茶

・ほうじ茶

・ルイボスティー 

・たんぽぽコーヒー

・ノンカフェインコーヒー

・デカフェ

 私はコーヒー中毒といえるほどのコーヒー好きであったため、ノンカフェインのコーヒーには大変助けられています。普通のコーヒーと比較するとやはり風味に違いはありますが、大切な赤ちゃんの事を思うと美味しく感じられます。カフェインの摂り過ぎは禁物ですが、目の敵にしてしまうのもどうかと思います。上手に付き合ってストレスフリーな妊娠・授乳ライフを目指しましょう。

おすすめなルイボスティーのこちらの記事も是非参考に!

 


今日のまとめ

 その1、カフェインのメリット

その2、カフェインのデメリット

その3、赤ちゃんに送られるカフェイン量

その4、赤ちゃんがカフェインを消化するのに要する時間

その5、喫煙と重なった時に起こる怖い病気

その6、カフェインが多く含まれるもの

その7、カフェインの少ないもの 

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