人には聞けない中絶費用について


様々な事情により、出産することができず中絶を望むことがあります。なかなか人には聞けない悩みですが、とても大切なことです。そんな中絶についてご紹介します。


人には聞けない中絶費用について


中絶とは
法律上中絶が認められているのは母体の健康上の理由や、経済上の理由、犯罪による妊娠の場合などです。何らかの理由で出産ができないので強制的に胎児を取り出すという行為です。


中絶が可能な時期
人工手術は妊娠5週目から21週目までの間なら受けることができます。母体保護法により、妊娠21週6日までとなっています。妊娠週数が大きくなればなるほど母体への負担が増加するので、遅くとも妊娠11~12週までに行うことが多いようです。

胎児も育っていないため、死産扱いになりません。


未成年の中絶
未成年で妊娠してしまい中絶を望む場合、なるべく親や周りに気付かれずに中絶したいと思うものです。法律上では未成年か成人かという規定はなく、自分たちの意志で中絶手術を受けることができます。

病院にもよりますが、やはりあとから問題になってもいけないので、女性側の保護者に同意をもらう病院が多いです。

未成年の場合、秘密にしたいと思う気持ちもわかりますが、やはり一番信頼できる人に相談し、付き添いや同意をもらうようにしたほうがいいでしょう。


薬での中絶
海外では薬による中絶方法があります。日本では許可されておらず、またリスクも高いためお勧めできる方法ではありません。
ミフェプリストンという成分が含まれている経口摂取で流産させる薬で、妊娠後59日以内に服用するものです。

フランスやイギリス、ロシアなどで処方されていますが、日本では違法行為にあたります。90%以上の確率で効果があるようですが、副作用が問題視されています。

主な副作用は痙攣、多量出血、だるさ、吐き気などですが、重篤化すると命を落とす可能性もあるようです。ネット上で似た薬やウソの薬も気軽に買えるようですが、副作用による危険性が高まっていますので絶対に購入しないようにしましょう。


人工手術の方法
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人工手術の方法は妊娠週数によって違います。

☆妊娠初期の中絶方法
妊娠初期とは12週未満までが一般的です。2種類の方法があり、どちらかの方法にするか併用する場合もあります。基本的に日帰りで手術ができ、血液検査や心電図検査などを受けて手術日を決める病院がほとんどです。手術自体は5~10分程度で静脈麻酔をかけて行うので痛みはほとんどありません。

掻爬(そうは)法・・・スプーンのような器具で子宮内の妊娠組織や胎児をかきだす方法です。器具がシンプルなので感染症などのトラブルが少ないですが、子宮は柔らかいため傷つけてしまう危険性が多少あります。

吸引法・・・掃除機のような吸引器具で、子宮内の妊娠組織や胎児を吸引する方法です。手術時間が短くすみますが、子宮内壁の血管を損傷してしまう恐れがあり、出血することがあります。

☆妊娠中期の手術方法
妊娠12週を過ぎて行う中絶手術の方法です。初期中絶手術と違い、出産に似た形になります。出産と同じ状態になるので子宮の戻り具合などの後の経過をみるため入院が必要となり、4~5日かかります。

手術自体は麻酔をするため痛みはありませんが胎児の火葬、死産証明書などが必要になります。

手術方法は薬を子宮内に注入して子宮収縮させて人工的に陣痛を起こして出産する方法です。


中絶費用
中絶手術は健康保険が適用されないため、全額自己負担となります。平均してだいたい同じ金額ですが、病院によって多少の費用に差があります。中絶する方法により、費用が違います。費用には手術前の検査やカウンセリング、手術費、手術後のケアや入院などの費用が含まれています。

妊娠初期中絶費用・・・7万円~15万円程度
妊娠中期中絶費用・・・20万円~30万円程度


中絶後のケア
中絶手術をしたら、それで終わりではありません。心身ともにやはり傷を負っているものです。それぞれのケアをしっかりとすることが大切です。

☆身体のケア
手術後は入浴や仕事の復帰、運動など、いつくらいから可能なのか気にする必要があります。また、月経不順などの月経異常になる場合があります。感染症などにも気をつける必要がありしばらくは安静にし、身体を休息させることがとても大切です。

そして2度と同じことにならないように、自分で自分の身体を守る方法をしっかりと学びましょう。

☆心のケア
自分から望んだ手術だったとしても、罪悪感などの心の傷に苦しむ場合があり、そういった症状を中絶後後遺症候群(PAS)と呼びます。

PASの症状・・・不安、しびれ、鬱、フラッシュバック、過剰反応、傷害行為、抑圧、自殺願望など。

これらの症状があった場合、軽視せず専門機関でのケアがおススメです。ストレスを避け、自分の時間を作り整え、心身ともに健康に戻れるようケアをしていきましょう。優しい運動や栄養満点の食事、安眠などの規則正しい生活を心がけると症状が和らぐようです。

まとめ
<人には聞けない中絶費用について>
中絶とは?
中絶が可能な時期
未成年の中絶について
薬での中絶方法
人工中絶手術の方法
中絶費用ってどれぐらい?
中絶後のケアについて