出産が怖い!不安をやわらげる7つの事

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Photo by Japanexperterna (CC BY-SA)

自分のおなかに赤ちゃんを授かった時、不安と期待で胸がいっぱいだったはず。それから約10か月、あなたは大切に赤ちゃんを守り育てるという、とても大きな仕事を成し遂げたのです。自信を持って下さい。しかし、いざ出産のことを考えると怖くて仕方ないという妊婦さんも少なくないはず。痛みに耐えられるのだろうか、ちゃんと育てられるだろうか、不安の種は尽きることがありません。出産の不安を少しでもやわらげるために、やっておきたい7つの事を紹介します。

出産が怖い!不安をやわらげる7つの事 


 その1:体力をつけておく

出産はもちろん、その後の育児も基礎体力がなくては乗り越えられません。おなかが大きくなってくると、どうしても動くのがおっくうになり、だらだらと過ごしがちです。しかし妊娠の経過が良好であれば、適度に体を動かす習慣を持っていた方が安産につながります。妊婦さんに一番お勧めの運動はやはりウォーキングです。

スポーツクラブに通う必要もなく、お金もかからず気軽に始めることができます。ウォーキングは妊婦が行う運動にふさわしい有酸素運動です。目安としては週3回以上、1日40分ほどを目標とします。もちろん必ずしも40分間歩き続ける必要はありません。休憩を入れ、自分のペースで、何よりも出産まで継続することが大切です。

 


 その2:病院の連絡先、母子手帳を常に持ち歩く

臨月に近づくと、いつ出産の前触れがあってもおかしくありません。その際所持していたいのが、病院の連絡先と母子手帳です。病院に連絡できれば、その後の指示を仰ぐことができます、万が一すぐに入院ということになっても他の荷物は後から家族に持ってきてもらえばよいのです。

その他に自分で買ったり、もらったりしたお守りを持ち歩くことも心の安定につながるのでお勧めです。

 


 その3:赤ちゃんを迎える準備をしておく

部屋を見渡してみて下さい、赤ちゃんの寝るスペースは確保されていますか。里帰りをする人は、旦那さん1人でも基本的な家事ができる用意はありますか。妊婦さんは出産が近づくと巣篭りの本能が湧き上がってくることがあるようです。これをきっかけに身の回りの整理整頓を行い、赤ちゃんを迎える準備をしましょう。

赤ちゃんを産み落とした時点が終わりではありません、むしろ始まりなのです。出産後の生活を想像することで、その過程にあたる出産を乗り越える力となるでしょう。

 


 その4:母親教室に参加する

そうは言われても出産後の生活なんて想像できないし、教えてくれる人も周りにいない。そんな方は自治体が行っている母親教室に参加してみましょう。主に初産婦の人を対象に、出産の流れから、出産後の育児まで助産師さんや保健師さんが分かりやすく説明してくれます。そこにはあなたと同じく出産に不安を抱える妊婦さんが集まります。

住んでいる地域が近い人が集まることが多いので、うまく友達になれれば出産前後はもちろん、育児の悩みも相談できる心強いママ友となることでしょう。

 


 その5:陣痛が始まってから出産するまでの経過を予習しておく

出産の不安を解消するうえで、出産の流れを理解しておくことはとても大切です。まったく知識のないまま出産に臨むよりも、今はこういう段階を踏んで出産に近づいているんだ、ということが分かるだけでも心を落ち着かせることができます。

 もうすぐお産が始まる!

胎盤や卵巣から分泌される女性ホルモンの分泌が増え、子宮口(赤ちゃんが出てくるところ)をやわらかくします。また子宮が収縮を行い子宮口が伸びやすく、開きやすい状態に変化させます。臨月になると妊婦健診は週1回になり、内診で子宮口の状態をチェックします。また、多くの赤ちゃんは臨月に入るころから頭を下に向け子宮口の方に下りてきます。妊婦健診では、赤ちゃんの頭の下がり具合もチェックします。

 <お産を知らせる体と心の変化>

・おなかが張りやすくなる
・胃の圧迫感がなくなる
・トイレが近くなる
・下痢気味になる
・足の付け根が痛む
・大きな胎動が少なくなる
・眠りが浅くなる
・ぼんやりする

<お産開始間近を告げる2つのサイン>

①おしるし・・お産が始まる前にみられる出血。子宮の収縮によって赤ちゃんを包む卵膜と子宮壁の間にズレが生じ、卵膜の一部がはがれたもの。

②頻繁な前駆陣痛・・強い子宮収縮のこと。陣痛とは違い不規則に起こる。

※破水・・赤ちゃんを包んでいる卵膜が破れて羊水が流れ出ること。通常はお産が進んだ頃に起こりますが、陣痛前に起きることがあります。その場合はすぐに病院へ行きましょう

<いよいよお産>

規則的に起こる子宮収縮(陣痛)が10分間隔で起こるようになったら、いよいよお産です。初産婦さんでは陣痛開始から出産までに約12~15時間かかるといわれています。破水していなければ、シャワーや入浴も大丈夫です。慌てず病院の指示を仰ぎ、無理のないタイミングで入院しましょう。

<お産の進み方>

・子宮口0~3cm開大のとき(約7~8時間)
陣痛の間隔は8~10分ほど、陣痛が20秒ほど起こった後9分ほどの休みがあります。特に異常がなければ自由に過ごせる時間帯です。

・子宮口3~8cm開大のとき(約3~4時間)
陣痛の間隔は5~6分ほど、陣痛が40秒ほど起こった後5分ほどの休みがあります。陣痛の痛みが徐々に強くなってきますが、じっとしているだけでなく歩き回ることでリラックスできることもあります。

・子宮口8~10cm開大のとき(約1~2時間)
陣痛の間隔は2~3分ほど、陣痛が1分ほど起こった後2分ほどの休みがあります。次々に痛みがやってきていちばんつらいときかもしれません。痛みをこらえようと体を固くせず、息をはいて力を抜くことが乗り切るこつです。

・子宮口全開大から赤ちゃん誕生まで(約1~2時間)
陣痛の間隔は1~2分、陣痛は90秒ほど続きほとんど休みがありません。こうなったらゴールまであと1歩です。分娩台に移動し、助産師さんの指示に従って、いきみとリラックスを繰り返すことで赤ちゃんの誕生を促します。

・赤ちゃん誕生後

赤ちゃんが生まれ、へその緒が切られると、不要になった胎盤が子宮壁から剥がれ出てきます。ここまでが出産です。その後大きな出血がないか経過観察のため、2時間ほどスタッフに見守られて過ごすことになります。

 


 その6:出産後に起きる自分の体の変化を知っておく

出産を終えると妊婦の体は一時的に髪が抜けやすくなる、歯が弱くなる、目が疲れやすくなる、痔になりやすくなるなどの変化があります。最初は驚くかもしれませんが、時間の経過とともに解消に向かうものですのであまり心配しすぎないようにしましょう。

 


 その7:出産後に起きる自分の心の変化を知っておく

マタニティーブルーといった言葉を聞いたことがありますか?産後一時的に感情が不安定になり、涙もろくなったり、気力を失ったりします。人によっては怒りっぽくなることもあるようです。これも時間の経過とともに解消に向かいますが、数か月たっても症状が治まらない場合は産後うつの可能性があります。その際は一人で悩まず、専門の機関に相談しましょう。

 


出産は決して楽なものではありませんが、必要以上に怖がることもありません。これまでつわりに耐え、腰痛に耐え、赤ちゃんを守ってきたのはあなたです。自信をもって出産に臨み、最高の瞬間を笑顔で迎えることを心よりお祈りしています。


今日のまとめ

その1:体力をつけておく
その2:病院の連絡先、母子手帳を常に持ち歩く
その3:赤ちゃんを迎える準備をしておく
その4:母親教室に参加する
その5:陣痛が始まってから出産するまでの経過を予習しておく
その6:出産後に起きる自分の体の変化を知っておく
その7:出産後に起きる自分の心の変化を知っておく

 

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