無排卵月経からわかる5つの本当の意味とは

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生理不順だなと思っている人って意外と多いのではないでしょうか。ただの生理不順ですが、もしかしたら無排卵が原因かもしれません。無排卵月経とはどういうことなのでしょうか。そんな疑問にお答えします。


無排卵月経からわかる5つの本当の意味とは


 

無排卵月経とは
その通り排卵が起こらずに月経だけやってくる症状のことです。通常は排卵が起こってから2週間ほどで子宮内膜が剥がれ落ち、月経になります。ところが、排卵が起こらないために、なかなか月経にならず、しかも少量がダラダラと10日ほど続いたり、周期が短く月経になり、頻発月経を起こしたりします。

生理不順といっても、周期が長いものと、頻発してやってくるのと様々です。どちらにしろ、体からの危険信号。もしかしたら、無排卵のせいかもしれません。

無排卵の場合、卵巣刺激ホルモンがでていないわけではありませんが、しっかりと出ていないために排卵に至らず、そのために黄体ホルモンとの交代がちゃんと行われていません。基礎体温を測ってみると、ホルモンの影響が反映されていて、その卵胞刺激ホルモンと黄体ホルモンの2層の高温期と低温期がなくなっている状態になります。

基礎体温がしっかりと2層になっておらず、小さくジグザグしているような場合はもしかしたら、ホルモンがしっかりと出ていないために無排卵になっているかもしれません。


無排卵月経の原因
無排卵月経の原因の多くはストレスによるものです。過度なダイエットもホルモンを崩す要因になり、無排卵をおこしやすくなります。子宮や卵巣に疾患がない場合は、ストレスを一番に考えることは当然ですが、胃腸薬や抗神経薬を服用している場合にも起こりえます。高プロラクチン血症を引き起こし、無排卵になっている可能性もあります。

無排卵月経では、生理不順により気がつくことが多いと思いますが、生理不順にも色々と原因があります。月経血が異常に少ない、月経が2日ほどですぐ終わってしまう、その逆にダラダラと月経が続く、頻発月経、月経血が異常に多い場合もあります。無排卵のようにホルモンバランスによるものだけでなく、そのような異常な月経には子宮による疾患の場合もあります。例えば、子宮発育不全の場合。

子宮の発育がよくなく、子宮が小さめのため月経血も少なくなります。この場合、排卵は正常に起こっていることが多いです。子宮腔癒着症の場合。中絶や流産の手術で子宮に癒着が起こっている場合もあります。このような疾患がないか、それとホルモン検査によって、無排卵月経の原因は診断を受けると思います。

どのような場合も早めの治療で、妊娠できる体になれますので、生理不順をそのままにしておかずに、受診されるのをおすすめします。


無排卵月経の治療
無排卵月経の治療はホルモンの治療になります。基本的には3種類の治療法があります。漢方薬、ピルなどのホルモン剤、排卵誘発剤の3つです。妊娠を希望している人には排卵誘発剤を使用することになります。薬で排卵を刺激することで排卵させようとします。飲み薬の刺激でも足りない場合は注射してホルモンを充填することもあります。

すぐに妊娠を望んでいない場合は、ピルで定期的に月経をおこさせることが必要です。ダラダラ出血するような場合は特に貧血の原因になりますので、治療を行いましょう。漢方で体質改善する方法もあります。子宮などの冷えによるホルモンバランスの崩れの場合は、しっかりと冷え症を改善すると排卵が起こりやすくなります。血行をよくする薬を服用するか、漢方での体質改善がおすすめです。


無排卵月経と妊娠について
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無排卵月経の間は排卵が起こっていませんから、妊娠できません。でも、長期間の無排卵状態を放置していなければ、排卵誘発剤ですぐに排卵を促すことができます。ホルモンバランスが崩れて、卵胞刺激ホルモンがしっかりでていないと、排卵が起こらず、多嚢胞卵巣症候群になっていることが多くなります。

未熟な卵がいっぱいの状態になっていますので、卵巣が腫れています。排卵誘発剤で排卵を起こしてあげることで、徐々に自然に排卵してくれるようになり、自然妊娠も期待できます。排卵が起こってくれば、腫れた卵巣からしっかりと成熟した卵が排卵されるようになり、正常な状態に戻ります。

病院での治療以外で、自分でできることは血液をサラサラにすること。ストレスを与えない、過度なダイエットは避ける、肥満を解消するなどがあげられます。肥満を解消するというのは過度なダイエットを避けることと逆のように感じられますが、実は、多嚢胞卵巣症候群が原因で肥満になっているケースがあるからです。

多嚢胞卵巣症候群の人は、インスリンの分泌量が過剰になったり、または分泌されたインスリンが正常に機能しないということが起こっていることが多いようです。

ホルモンは血液が運んでくれます。血液をサラサラにして血行を良くすることで、ホルモンがしっかりと運ばれ、卵巣刺激ホルモンがきちんと分泌されれば、排卵は起こります。ストレスや過度なダイエットはホルモンのバランスを崩す大きな原因です。ホルモンをしっかりと分泌させるためにはストレスフリーな体にしてあげることが大事です。


無排卵で無月経の場合
無月経の多くは無排卵です。無排卵月経の場合よりも、無月経の場合の方が治療に時間がかかります。もちろん、人によりますが、複雑なホルモン体系が崩れていることが多く、ホルモン体系に関係する視床下部、下垂体、卵巣、甲状腺などの機能障害によることもあります。無排卵無月経の場合は、細かく検査をして原因をしっかりとして治療にあたる必要があります。


本日のまとめ

無排卵月経ってどういうこと?
無排卵月経の原因
無排卵月経の治療
無排卵月経と妊娠について
無排卵で無月経の場合