非常識な排卵予定日と妊娠の関係とは?

 hairan

赤ちゃんがほしいと思う人にとって、必ず耳にする排卵予定日。排卵予定日を知ることは、妊娠するうえでとても重要です。なぜ重要なのでしょうか。それは、排卵日(前後を含めて)に妊娠が始まるからです。

動物では発情期などという言い方をしますが、人間は人類の進化の結果、表面的に排卵を知ることはできなくなりました。しかしそれであきらめていてはせっかくのチャンスを逃すことになります。これから妊娠を目指すなら排卵の仕組みをきちんと知って自分の体と向き合いながら、妊娠するチャンスをどんどん掴んでいきましょう。

非常識な排卵予定日と妊娠の関係とは?

【 妊娠と排卵の仕組み 】

妊娠は卵子と精子が出会い受精することから始まります。卵子は子宮の隣についている卵巣から放出されます。これが排卵です。この排卵された卵子が生きている間に射精した精子1匹(たまに2匹)と見事受精し、受精卵となって子宮内膜にくっつくと(着床)妊娠します。逆に、卵子が受精せずに死んでしまうと卵巣から分泌されるホルモンが減り、発達した子宮内膜の粘膜が剥離して出血とともに剥がれ落ちます。これを月経(生理)といいます。

卵巣から排卵する排卵周期は28~30日位で、子宮で起こる月経周期(生理開始日からつぎの生理開始日まで)は25~38日位です。個人差はありますが、安定した月経周期の人は、排卵してから次の月経が来るまでの期間は14日前後です。言い換えると、月経が来た日からさかのぼること2週間前後が排卵日だったともいえます。

ただ排卵日が1番妊娠いやすい日なのかというと、一概には言えません。精子は3時間~30時間、卵子は排卵後12~36時間は受精する能力を持っています。排卵日以外でも、新鮮な卵子と新鮮な精子がうまく出会えるときが1番妊娠しやすい日と言えます。

 


 【排卵の徴候】

1人の女性が一生のあいだに排出する卵子の数はおよそ500個です。約40年排卵と月経を繰り返すわけです。月経が来るときは、イライラする、気分が落ち込む、食欲が異常に増す・・・等々の月経前症候群(PMS)といわれる症状が出る人もかなり多く目に見えるサインとして分かりやすかったりします。

逆に排卵日を知ることは一筋縄ではいきません。体の声に耳を傾けて微妙なサインも見逃さないことが大切になります。排卵日には以下のような症状が出るという人もいます。

 ・肩こりや頭痛、吐き気などの症状

・体がだるくて、何もする気がおこらない

・イライラする

・とにかく眠いといった眠気の症状

・腰痛や、お腹や下腹部が何となくちくちく痛む(排卵痛)

・むらむらっとする

・体温が高い

おりものに粘り気がある、糸をひくぐらいに粘度がある

これらの症状は、排卵日の前後に黄体ホルモン(プロゲステロン)というホルモン分泌の影響で起こります。

 


【排卵日を正確に知ろう】

★基礎体温を測って高温期に入る日を知る

高温期に排卵が始まるからです。基礎体温とは、人間が生命を維持していくのに必要な最低限の体温のことです。基礎体温を測るのには、朝目覚めたときすぐの体自体が休んでいる状態で測ることが大切になります。目覚めたら寝たまま体温計を口にくわえて基礎体温を測るのはこのためです。基礎体温は月経周期に伴ったリズムがあり、低温期と高温期で区別します。排卵を境に高温期に入ります。

体温自体には個人差があるので、基礎体温が低温期、高温期の二相性でその温度差が0.3以上あれば排卵していると考えてもよいといわれています。3カ月位を目安に基礎体温を測ると、自分の月経周期が分かってくるでしょう。

基礎体温は婦人体温計で測りましょう。最近はデータを勝手に保存してくれる体温計など便利な機能がついている体温計も発売されているので、自分に合った体温計を1つ見つけておくのもいいかもしれません。

無排卵周期症やその他の婦人科系の病気の発見にも役立つこともあるので、普段から基礎体温をつけておくことはオススメです。

 

★排卵検査薬を使う

排卵検査薬は排卵間近なのかどうかというサインを尿をかけて調べます。これは排卵前の黄体ホルモン(LH)の分泌量の反応を見るものです。分泌量には個人差があるので、排卵しているのに反応する色が薄かったり、排卵までまだまだなのに濃い陽性が出る人もいたりします。

排卵検査薬を使用するときは出し惜しみせずはいきちんと使った方が正確性が増します。しかし排卵検査薬は高いので長期間に渡って毎月使用すると出費もかさみます。基礎体温を測りながら、自分の体の変化もみて排卵日を確定していくこともおすすめします。

 

★産婦人科で排卵検査をしてもらう

自分で判断するよりも正確に予測できます。医師が、婦人科用の超音波を用いて卵胞(卵子の入っている袋)の大きさを計測したり、内診で内膜の厚みを診断したりしてくれます。

月経周期が安定していれば、排卵予想日のおよそ2~4日位前に診察に行くのがおすすめです。28日周期なら月経開始から14日目位が排卵予定日に当たるので10~12日目あたりがよいでしょう。

産婦人科への敷居を高く感じる人が多いのも事実ですが、無排卵周期症がないかなども一緒に調べてもらったりできるので1人で悩んでいるならば1度医師に診察してもらうことはいいかもしれません。

 


 【妊娠するために】

★規則正しい月経周期へと体質を改善する

排卵日を規則的な周期にしていくことは妊娠しやすい体になるとともに、妊娠した後お腹の赤ちゃんを子宮で育てていくためにも大切なことです。乱れた食生活、冷え、ホルモンバランスの崩れ、ストレス、睡眠不足等で、女性の体は簡単に生理不順になってしまいます。日々の生活で自分の体をいたわるには??ということを少しだけ念頭において生活できるとよいですね。

 

★排卵日前後の夫婦の営み

排卵日が確定したからといってその日1日だけエッチをすれば妊娠するのかというとそうとも言えません。精子も卵子もそれぞれに寿命があります。それをうまく生かして排卵日を中心としたその前後1週間(排卵週間と呼んでいます)の間にどんどんエッチをすることをおすすめします。下手な鉄砲数打ちゃ当たる戦法ですが、妊娠する確率はぐんと上がります。

少し肉食系女子になった気分で今日はむらむらするかな?エッチしたいかな?など自分の体に問いかけてみることも大切です。本来人間に備わっていた動物的な勘にもぜひ頼ってみましょう。

 


本日のまとめ 

排卵予定日と妊娠の関係とは?についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

生理中だったのにデキちゃった!などという話もききます。排卵予定日だけにとらわれずに、夫婦仲良く夜の営みができることがよいですね。なかなか妊娠しなくて焦ることも時にはあると思います。しかしその夫婦に1番合うタイミングや季節を生まれてくる赤ちゃんが選んでくれているのかもしれません。兄弟が同じ誕生月です!などの話も多くききます。最後に今回の話をまとめておきます。

【妊娠と排卵の仕組み】
【排卵の徴候】
【排卵日を正確に知ろう】
【妊娠するために】

 

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