危険!妊婦の貧血をそのままにしないで

 hinketsu
妊娠すると赤ちゃんにも血液を送るため貧血になりやすくなります。そのために血液量は増えるのですが、赤血球が増えるわけではないため貧血になりやすくなります。しかし妊娠中の貧血は母子共によくありません。今回はなぜ妊娠貧血がよくないのかお話しします。



危険!妊婦の貧血をそのままにしないで


貧血の症状とは?
貧血症状としては、めまい、動悸、息切れ、疲労感など普通の貧血と症状は同じです。妊婦の場合に限らず、さらにひどくなると気持ち悪くなってしまったり、起き上がるときに力が入らず起き上がれなくなるということもあります。


貧血の原因ってなに?
妊娠すると赤ちゃんに酸素や栄養を送るために通常以上の血液が必要になります。そのため血液量が自然と増えるのですが、赤血球が増えるわけではないので血液量に対して赤血球の割合が少なくなるため血液が薄くなり貧血になると考えられています。対応方法ですが主に治療法は通常の貧血の時と同じで、食事療法か薬剤治療です。


食事療法とは
比較的軽い貧血ならば鉄剤などに頼らなくても食生活で改善することができます。具体的な方法ですが、食事はきちんと3食食べましょう。偏食だったり、食べないでいると貧血の原因となってしまいます。特に妊婦さんは体重管理もしないといけないため、指導などされると極端に食べなくなってしまうためよくありません。

食事は主食、主菜、副菜を自分で上手に組み合わせてバランスよく食べましょう。主食では炭水化物(ご飯、パン、麺)を選んで食べましょう。主菜はタンパク質(魚介類、肉類、卵、大豆製品)を選びます。副菜はビタミン、ミネラル(野菜、海藻)を選びましょう。文字だけで見ていると難しく感じますが、例を挙げると、
・ご飯、焼き魚、ひじきの煮物、味噌汁、サラダなどこんな感じで大丈夫です。更に工夫するのであれば、鉄分を多く含むホウレンソウなどを多く取り入れてもいいでしょう。そして、その他に乳製品や果物も取り入れるといいでしょう。


薬剤治療について
薬剤と言っても簡単に言えば鉄剤です。食生活では改善されないと判断された場合に産婦人科の先生が処方してくれます。妊娠中だからこそ薬は正直あまり服用したくないと思いますが、貧血の状態のままのが赤ちゃんにもよくないのできちんと産婦人科などで処方されたものなら妊婦さんでも大丈夫なので服用して、貧血を治しましょう!

ただ、鉄剤を服用することで便秘になりやすくなります。なので食物繊維を多く摂取したり、水分をしっかりとる、運動をするなどして便秘にならないように予防するといいでしょう。それでもひどい便秘になってしまった場合は一度先生に相談するといいでしょう。


その他の治療に関して
その他の治療法として、注射にて鉄剤(液体)を体内に入れる治療法もあります。これは重症と判断された場合にされる処置です。この治療になった場合は定期的に産婦人科に行かないといけないのでちょっと大変です。

貧血の度合いは血液検査でわかります。妊婦健診の際ほとんどの病院で血液検査を行うのでそのたびに貧血かそうでないのかわかるため、すぐに対応できるので昔に比べれば貧血の発見は早くなっています。


胎児への影響は?
貧血が軽度ならさほど胎児に影響はないと言われていますが、貧血が重症だと影響がある可能性がとても高いです。主な胎児への影響は、
・栄養障害
・栄養、酸素不足による発育障害
・産まれてから赤ちゃんが貧血になってしまう
などが挙げられています。発育障害になってしまうとなかなか赤ちゃんが成長せず出産の際に低体重児や未熟児となってしまう可能性が高いです。更に出産の時に陣痛がなかなか強くならず微弱陣痛のままになってしまう可能性が高くなります。

そして、微弱陣痛のままだとお産が長くなり、それにより赤ちゃんの体力もお母さんの体力も持たなくなってしまいます。そうなると赤ちゃんが酸素不足になってしまいとても危険です。そして、分娩後の子宮収縮が悪くなり出血が多くなる可能性もあります。


貧血は産後も影響する
実は貧血は産後にも影響するとよくないのです。もちろんお母さんの体調のこともあるのですが、赤ちゃんに飲ませる母乳は実は血液から作られます。そのため、貧血のまま授乳をすることになると、改善どころか更に貧血がひどくなる可能性があるためよくありません。

お母さんがダウンしてしまうと赤ちゃんへ栄養をあげることが出来なくなってしまいます。もちろんミルクなどで栄養をあげられますが、中には哺乳瓶を受け付けない子がいたりするのでそうなるとやはり母乳が必要となります。なのできちんと貧血は治しておかないといけません。

妊娠中でなくても貧血には悩んでいる女性は多いと思います。しかし妊娠中の貧血は自分だけでなく、赤ちゃんにも影響してしまうため安易に考えてはいけません。きちんと対処することで貧血は治ります!元気な赤ちゃんを出産するためにも早めに対処しておきましょう。

今日のまとめ

妊婦の貧血の対応策

・症状とは?
・原因、対応方法
・胎児への影響は?
・貧血は産後も影響する