妊婦がインフルエンザになったら必ずやるべき9つの事

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妊娠中にインフルエンザにかかってしまったら、浮かんでくる心配は尽きません。おなかの赤ちゃんは大丈夫だろうか、薬は飲んだらいけないのだろうか。今回は妊婦がインフルエンザにかからないよう知っておくべき知識、また万が一かかってしまったときの対処法についてみていきたいと思います。

妊婦がインフルエンザになったら必ずやるべき9つの事

 


 <インフルエンザの種類>

インフルエンザには季節性インフルエンザと、新型インフルエンザがあります。

①季節性インフルエンザ

・昔から知られている一般的なインフルエンザです。一度かかると体内に抗体ができるため、今までにかかったことのある妊婦さんも多いのではないでしょうか。症状としては咳、鼻水、のどの痛み、高熱、頭痛、倦怠感、関節痛、筋肉痛などがあります。

②新型インフルエンザ

・現在までに一度も流行したことのないインフルエンザをいいます。そのため、誰も抗体を持っておらず、ワクチンも効かない恐れがあります。症状は季節性インフルエンザとほぼ同じですが、下痢やおう吐などの消化器症状を併発するケースも多いようです。

 


 <風邪とインフルエンザの違い>

インフルエンザにかかった場合、風邪とは異なり急激に症状が悪化します。軽い咳や鼻水などの症状が長く続く風邪に対し、インフルエンザにかかると突然高熱が出て、強い倦怠感に襲われます。このような症状が見られた場合は躊躇せず、すぐに病院へ行きましょう。
 


 その1:手洗い、うがいをしっかり行う

小さいころからしつけられてきた人も多い、この手洗いうがい。基本だからと侮ってはいけません。丁寧に手を洗い、うがいを通して喉から細菌を追い出すことで大半の風邪を予防することができると言われています。

もちろん体の抵抗力が弱っているときには効果が十分に発揮されないこともありますが、当たり前の手洗いうがいを継続することがインフルエンザでの重症化を防ぐための第1歩なのです。

 


 その2:マスクを着用する

マスクは自分の身を外のウイルスから守るだけでなく、自分がもっているウイルスを外にまき散らさないためにも必要なものです。市販されているマスクの中では不織布マスクが比較的ウイルスを防ぐことができますが、決して100%ではありません。

マスクを着用すると同時に、1でお伝えした手洗いうがいをしっかり行うことが大切です。

 


 その3:必要時以外の外出は避ける

一歩家の外に出れば、数えきれないほどのウイルスに囲まれているといっても過言ではありません。特に大勢の人が集まる病院や、学校などは要注意です。インフルエンザが心配な時期や、自分がインフルエンザにかかってしまった場合はこのような場所をできるだけ避けるように行動しましょう。

 


その4:部屋の温度を適温に保つ

それでは室内ではどのようなことに気を付けたらよいのでしょう。まずは部屋の温度をチェックしてみましょう。電気代が心配だからと凍えそうに寒い部屋で過ごしてはいませんか。冬場の温度は18~20℃が適温です。

ウイルスは低温を好むため、部屋が冷えすぎないよう注意しましょう。電気代やガス代を節約しても、病気にかかり医療費がかかっては本末転倒です。何事も適度に調整しましょう。

 


 その5:部屋の乾燥を防ぐ

低温と同様にウイルスが好むのが低湿の乾燥した空気です。室内の湿度は40%以上70%未満を目安に、乾燥しすぎないよう加湿器などをうまく利用し調整しましょう。

 


 その6:栄養バランスを考えた食事をとる

健康を維持するために栄養バランスのとれた食事は欠かせません。こたつの中でアイスばかり食べてはいませんか?感染症を予防するためには野菜や豆、海藻などが多く含むビタミンやミネラルをしっかり摂り、体の調子を整えることが大切です。自分の食習慣を今一度見直してみましょう。

 


 その7:睡眠を十分にとる

近頃は妊娠していても働き続けるワーキングマザーも増え、忙しく毎日を過ごしている人も多いでしょう。そのような人は特に睡眠不足に陥りがちです。気を張って無理を通すことはできますが、体は正直で疲れた時には休息を求めています。

抵抗力を保つためにも必要最低限の睡眠時間は確保できるよう、1日のスケジュールを整えましょう。

 


 その8:自己判断で薬を服用しない

インフルエンザにかかったとき自分で購入した薬を服用するのは危険です。薬の中には妊娠中に適さないものも多く、重大な副作用を引き起こすこともあります。薬を服用する際は、必ず主治医の指示を仰ぎましょう。

 


 その9:早めに病院を受診する

インフルエンザの発症後48時間以内であれば、抗インフルエンザ薬(タミフル)が重症化を予防するのに効果があります。タミフルは今の所、おなかの赤ちゃんへの重大な副作用は報告されていません。かえって服用を躊躇し、インフルエンザが重症化した場合に妊婦自身が死に至る危険性を考えると、主治医の指示のもとであれば服用が勧められます。

病院を受診するときはかかりつけの産婦人科ではなく一般病院を受診しましょう。他の妊婦さんにインフルエンザを移さない配慮も必要です。

 


 最後にインフルエンザのワクチンについて述べておきます。

インフルエンザのワクチンを打つことで、母親の体内には約2週間ほどで抗体ができます。その抗体は胎盤を通して赤ちゃんにも送られ、生後6か月くらいまでは母親からもらった抗体によって赤ちゃんはその身を守ることができます。ただ薬をできるだけ体に入れたくないと思われる妊婦さんも多いと思うので、そのあたりは主治医と相談して下さい。また卵アレルギーの妊婦さんは、ワクチンに卵が使われているため、急激な血圧低下や循環異常を起こすアレルギー反応を起こす可能性があります。そのためワクチンの接種は控えるようにして下さい。


今日のまとめ

その1、手洗い、うがいをしっかり行う
その2、マスクを着用する
その3、必要時以外の外出は避ける
その4、部屋の温度を適温に保つ
その5、部屋の乾燥を防ぐ
その6、栄養バランスを考えた食事をとる
その7、睡眠を十分にとる
その8、自己判断で薬を服用しない
その9、早めに病院を受診する

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