高齢の私が漢方によって妊娠できた4つの理由

漢方
赤ちゃんがほしい!でもなかなかできない。不妊治療と合わせて体質改善に望みをたくしました。毎日続けるってほんとうに大変な事だと思いますが、赤ちゃんが授かった今では漢方なくして体質改善はできなかったんじゃないかな?上手に取り入れれば妊娠しやすい体づくりに役立ちます。でも漢方ってよくわかりませんよね?漢方の基礎知識から妊娠を助ける漢方の種類とその効果についてご紹介します。


 

高齢の私が漢方によって妊娠できた4つの理由

 


 漢方薬と西洋薬の違いは?

漢方薬を取り入れている中医学では病気になる前の段階を「未病」と呼び、まだ病気になる前の段階から体のケアや体調管理に努めようという考えをしています。漢方はそんな「未病」の状態に働きかける生薬です。

つまり、漢方薬は体質改善を目的としており、西洋薬(通常病院で処方される薬)のような病状を軽くしたり一時的に抑えるような効果はありません。例えて言うなら、風邪をひいた時に喉の痛みを抑えたり咳止めの役割を果たすのが西洋薬、風邪をひかないように代謝を上げたり粘膜を丈夫にするのが漢方薬です。


 漢方薬のメリット・デメリットは?

●メリット  / 体の中から原因を取り除き体質を改善する漢方薬は、続けることで病気が発症しにくい体になります。つまり、体そのものが健康で病気の因子を持たない状態になるということです。きちんと土台を作ってやることで、病気そのものにかからなくなります。

●デメリット  / 体質改善は昨日今日始めていきなり効果を発揮するものではありません。特に漢方は体に負担がかからない分効き目は非常にゆっくりで、一つの漢方の効果の有無を確かめるのに最低3ヶ月は飲み続けてみる必要があります。

また、生薬には副作用がないと思われがちですがそんなことはありません。西洋薬よりは軽いものの、副作用が出る場合があります。さらに、生薬とはいえ薬は薬なので、専門家の処方が不可欠です。独学で選ばず必ず相談してください。医療機関で処方してもらうと保険証が使えますが、いわゆる漢方屋さんのようなところで相談、購入するとちょっと高くついてしまいます。何ヶ月も続けてこそ効果があるものなので、費用はできるだけ抑えたいものです。

続いて、実際にどんな漢方が妊娠しやすい体を作るのか見てみましょう。

 


 妊娠に効く漢方薬

●当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)
不妊の方が飲む漢方としては一番有名なのではないでしょうか。体の疲れや冷え性、生理不順、むくみ、肩こり等様々な症状に効果が期待できます。特に、やせ型で体力のない人にオススメです。

 ●温経湯(ウンケイトウ)
こちらも不妊治療の際にサポート役として使われることがある漢方です。生理不順や足腰の痛み、冷えとのぼせを繰り返す、皮膚のかさつきなどに効果があります。体力がなく代謝が落ちている人にオススメです。

 ●婦宝当帰膠(フホウトウキコウ )
血流を増やす漢方としては非常に高い効果を発揮するでしょう。貧血や肩こり、生理不順、頭痛腰痛などの解消に役立ちます。何より基礎体温の乱れが正常になったというケースが多いので、排卵日が特定しやすくなります。

 ●桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)
血液の流れを良くします。のぼせや、逆に末端が冷える人など一箇所に血液が滞りがちな人に効果があります。また、シミ、痔、生理不順、肩こり、ニキビ、そして子宮内膜症などにも効果があります。

 ●加味逍遥散(カミショウヨウサ ン)
虚弱体質気味な女性にオススメです。月経困難や冷え性、生理不順など女性特有の悩み改善に役立ちます。また、疲れやすい、不眠、イライラしがち等の更年期障害にも効果の高い漢方で、妊娠中の不安定な精神を落ち着ける役目も果たしてくれます。妊娠中は心穏やかに過ごしたいですよね。情緒不安定なとき、薬に頼りたくないときはオススメです。

 ●八味地黄丸(ハチミジオウガン)
足腰や泌尿器、生殖器など主に下半身の体の衰えに効果があります。特に不妊治療に用いられる場合も多く、卵巣を元気に若返らる目的で使用されます。漢方薬にしてはまあまあ即効性が期待できるのではないでしょうか。体力の回復、アンチエイジングという目的から、高齢の患者さんに使われることが多いです。

 ●芎帰調血飲第一加減 (キュウキ チョウケツインダイイチカゲン )
貧血や自律神経失調症、骨盤内鬱血症候群などに効果がある漢方です。不妊の面から見ると、生理不順の改善にも役立ちます。さらにこの漢方は、産後も続けることで母乳の出をよくしたり産後の体力消耗や衰弱を防ぐ働きもあります。女性に強い味方の漢方ですね。

 ●紫河車(シカシャ)
漢方薬として聞くと馴染みがないか、もしれませんが、これは「プラセンタ」のことです。補気補血と言って、不足している血液を補い肝や腎の働きを助けて体全体の活力を引き上げる働きがあります。

 


 男性にはこんな漢方があります!

●補中益気湯(ホチュウエッキト ウ)
性ステロイド代謝系に効く様々な原料を混ぜた漢方です。

・滋養強壮…人参、黄耆
・貧血の解消、血行を良くする…当帰
・胃腸を活発にする…陳皮、生姜

また升麻や柴胡なども含まれています。これらは組み合わせて摂取することでより高い効果を発揮する成分で、特に男性の精子運動率の上昇や数の増加に作用します。

 ●紫河車(シカシャ)
上でもご紹介した紫河車(プラセンタ)ですが、この補気補血は男性にも効果があります。代謝を上げ、精子欠乏を補います。


今回は妊娠に効く漢方をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。今回の話をまとめておきます。

【漢方薬と西洋薬の違いは?】
【漢方薬のメリット・デメリットは?】
【妊娠に効く漢方薬】

●当帰芍薬散
●温経湯
●婦宝当帰膠
●桂枝茯苓丸
●加味逍遥散
●八味地黄丸
●芎帰調血飲第一加減
●紫河車

【男性にはこんな漢方があります!】
●補中益気湯
ぜひ気になる物は試してみて、妊娠しやすい体を目指しましょう!