高齢出産の3割は不妊治療しているってホント?

kourei
現代社会の中で不妊治療は珍しいものでしょうか?一説によると高齢出産をした方の約3割が不妊治療に取り組んでいたという話があります。女性の出産年齢がどんどん上がっている中、もはや不妊治療は珍しいものではありません。なぜ不妊治療をする人が増えているのか、高齢出産を考えるうえで大切なこととは。他人事だと思わない事、まだ産めるから大丈夫と思っているあなたにこそ知ってほしい事実です。

高齢出産の3割は不妊治療しているってホント? 


高齢出産とは

日本産婦人科学会によると高齢出産とは“初めて子どもを出産する35歳以上の女性”と定義されています。少し前までは30歳以上だったのですが、時代背景の変化や医療の進歩により現在は35歳以上とされています。


なぜ高齢出産が増えているの

 高齢出産の数は近年右肩上がりを続けています。しかし20代前半までに子供を産む人も減ってはいません。減っているのは20代後半~30代前半の女性の出生率です。この背景には、やはり女性の社会進出があります。女性も男性と同様に大学を卒業し就職する人が昔に比べ圧倒的に増えました。すると社会に出るのが22歳ごろ。

社会人として経験を積むためにはそこから4,5年はみたいところです。出世を望むのであればそれ以上、時間はいくらあっても足りないでしょう。しかし、一度出産や育児で職場を離れてしまうと、元のキャリアに戻ることは難しいのが現実です。一部の大手企業では産休や育休の制度がしっかりと守られているところもありますが、まだまだ厳しい企業が大半です。

そのため女性は出産かキャリアアップかどちらかの道に重点を置く必要がでてきます。キャリアアップを断念し、早めに家庭に入ると20代前半ごろまでの出産に、キャリアアップをしてから出産と考えると、どうしても30代に突入してしまいます。そこから実際に生まれる時期を考えれば35歳以上の出産が増えている背景にも納得していただけることでしょう。


高齢出産になぜ不妊治療が必要なの

出産は卵子と精子が受精することによって起こります。そのうち卵子のモトとなる原子卵胞は生まれた時から数が決まっています。その数は初潮を迎えるころは3万~5万個、20代では1万~3万個、30代では5000~8000個と年々減っていきます。そのため年齢を重ねると妊娠に至る可能性が少しずつ低くなっていくのです。

同様に精子も年齢を経るごとに濃度が薄くなり、活動量も減るといわれています。そのため妻が35歳以上であり、かつ夫も同じような年齢もしくはもっと年上であれば妊娠に至る確率は低くなるといえます。


不妊とは

そもそも不妊とはどのような状態をいうか知っていますか。世界産婦人科連合は不妊を“妊娠できる年齢に達した男女が結婚後、特に避妊などをしていないのに、2年経過しても妊娠しない場合”と定義しています。

不妊症の疑いのない男女が妊娠する確率は4回に1回、つまり4ヶ月に1回です。これは若年層の場合でも同じです。意外と低い数字だと思いませんか。これに年齢の問題が重なってくると、不妊になるのは決して珍しいことではないのです。

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高齢出産を甘くみていませんか?

 近年芸能人でも年齢を重ねてから出産する人が増えています。中には40歳を過ぎている方もいます。そのような成功例を聞くと、私の年ならまだ心配ないと勘違いしてしまいがちです。しかし彼女らは、ごく一部の少ない成功例にすぎないということを知ってほしいのです。周囲でも年をとってから出産することができた、という喜びの話を聞くことがあるでしょう。

ただ、その裏には不妊治療や流産に苦しみながら、出産に至ることができなかった夫婦が大勢いるのです。人は嬉しいことは大げさに発表しますが、悲しい事実はひた隠しにするものです。あの人たちも出産できたんだから私も大丈夫、それは残念ですが大間違いです。あなたはあなた自身の体と向き合う必要があるのです。


高齢出産のメリット

 怖がらせるようなことばかり書いてきましたが、高齢出産ならではのメリットもあります。1つは経済的な安定です。10代、20代のときは経済的な余裕が少ない中で子育てをする必要があります。それに比べ30代はある程度貯蓄ができ経済的に安定した中で、余裕をもって子育てに取り組むことができます。もう1つは精神的な安定です。

若いころは思わぬ妊娠で、やむに負えず出産するケースもあります。それと比較すると30代は人生プランがはっきりしてきて、計画的に出産を進めることが多くなります。また待ち望んだ子どもであるケースが多く喜びもひとしおです。両親が心にゆとりを持って出産を迎えることができるでしょう。

自分の人生にこどもが欲しいという希望があるのならば、今すぐにでも妊娠について学ぶ価値があります。また同時に人生プランについても考えてみましょう。やりたいことはたくさんあるでしょうが、人生には限りがあります。どうしたら理想の人生プランに近づけるか、それはあなた自身が考え、一歩行動に踏み出すところから始まるのです。


今日のまとめ

その1:高齢出産とは
その2:なぜ高齢出産が増えているの

その3:高齢出産になぜ不妊治療が必要なの
その4:不妊とは
その5:高齢出産を甘くみていませんか
その6:高齢出産のメリット

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