妊娠したら温泉入っちゃいけないって聞いたけどほんと?

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皆さん、温泉は好きですか?私は大好きです。日頃の色々な悩みを忘れ、ぱーっと羽が伸ばせる時間は格別ですよね。でも、たまに見かける“妊娠中は温泉に入るのをお断りします”の掲示。どうして妊娠中は温泉に入っちゃいけないの?と疑問に思ったのは私だけじゃないはず。その掲示がこの度、数十年ぶりに見直されることになりました!!妊娠中だって温泉を楽しみたいあなたのために、最新の情報をお届けします。

 妊娠したら温泉入っちゃいけないって聞いたけどほんと?


実は法律で妊娠中の温泉が禁止されていた?

温泉地で必ず見かける掲示に、禁忌事項があります。たとえば心臓の悪い人や、呼吸器官に病気のある人は入浴を避けて下さいというものです。木の板に書いて脱衣場などにも掲示してあることが多いので、一度は皆さんも目にしたことがあると思います。

その禁忌事項に長年の間“妊娠中”という言葉が含まれていました。法律で決まっていたため、温泉地は“妊娠中は温泉禁止”という言葉を必ず入れていたのです。


妊娠中は温泉禁止の医学的根拠はない?
温泉の禁忌事項に妊娠中の文字が含まれていることに、疑問の声が多くありました。根拠はなんなのか?温泉地によって成分は違うのだから一概に禁止するのはおかしいんじゃないか?一般の方だけでなく、専門家からも見直しを要求する声があがっていたのです。

そしてこの度、なんと32年ぶりに掲示の見直しが行われることになりました。環境省は温泉施設に掲示する注意書きや効能の内容を見直し、妊娠中は入浴を避けるべきだという規定を削除する方針を決めたのです。

このことは各紙新聞でも報じられ、私も自宅に届いた新聞を見てニュースを知りました。驚くべきは今まで妊娠中は温泉禁止と書かれていた根拠がはっきりと分かっていないことです。外国の文献を参考にしただの、施設側のリスク回避のためだの憶測はありますが、確証をもった医学的根拠もなかったのには呆れてしまいますね。なにはともあれ、これで妊娠中の温泉を禁止されることはなくなりました。温泉好きの私には朗報です。


妊娠中に温泉に入るメリット
妊娠中でなくとも温泉地に赴き自然を感じながら大きなお風呂に入ることは気持ちのいいことですよね。温泉は湯の成分による体への効果はもちろんですが、普段とは違う環境の中で日々の慌ただしさを忘れ、ゆったりと湯につかるという空間そのものが心身のリラックスに効果的だとされています。

私も鳥や虫の鳴く声が聞こえる中で、両手両足が思いっきり伸ばせるあの空間が大好きです。

 <うつに効果あり?> 妊娠中は今後の暮らしについて急に不安になるなど感情が揺れ動きやすく、うつにも陥りやすい状態です。たまには温泉で羽を伸ばし心身のリラックスをはかってみてはいかがでしょう。

 <不眠に効果あり?> 妊娠中に強烈な眠気に襲われる人がいる一方、不眠に悩む人もいます。私も今後の生活を心配したり、急に母親になる自身の変化についていけなくなったりして不眠に悩まされることがありました。そんなとき、温泉で気分転換をすると小さな悩みを忘れることができ、落ち着いて眠りにつくことができました。

 <腰痛に効果あり?> 肩こり、腰痛に温泉の効果が発揮されるのは有名な話。妊娠中はお腹が大きくなるにつれて多かれ少なかれ腰痛を感じる人が多いのでではないかと思います。大きなお風呂で全身を思いっきり伸ばすことによって、腰痛の軽減もはかれます。


妊娠中に温泉に入る際の注意
温泉はとてもよい効果がたくさんありますが、妊婦さんが安全に温泉を楽しむには注意しなければならないこともあります。

 <泉質によっては禁止の温泉もある> 温泉は湧き出る地によって成分が異なります。中には刺激が強く妊娠中には入浴をおすすめできない温泉もあります。その場合は必ず注意事項として記されているので、そのような温泉は避けるようにしましょう。

 <妊娠中は肌が敏感になっている> 普段使っていた化粧水でも、妊娠中にかゆみや痛みを感じたことはありませんか。これは妊娠中に普段より肌が敏感になっている証拠です。そのため刺激が少ないとされる温泉でも人によってはピリピリと感じることがあるかもしれません。かけ湯をして自分には合わない、と感じた場合は残念ですが入浴を中止しましょう。無理に入るとかぶれを起こしたりする場合もありますので注意が必要です。

 <滑って転ばないように>  温泉に含まれる成分によりお湯がぬるぬるしていたり、景観を楽しむため足元が自然の岩場のように作られているところがあります。妊娠中に温泉に入る場合には、くれぐれも転ばないように注意しなくてはなりません。手すりがあればそれを使用し、危ないと思ったら潔くあきらめる。自分が温泉を楽しむことはもちろん大切ですが、お腹の中に大事な赤ちゃんがいることを忘れないようにしましょう。

 <長湯しすぎてのぼせないように> 温泉に限らず妊娠中に長湯をするのは危険です。お風呂は心拍数が上がりやすく、血圧の大きな変動も起こります。体に負担をかけすぎないよう、のぼせる前にお風呂を切り上げましょう。お湯からあがった後には水分補給を行い、脱水を防ぐのもお忘れなく。

いかがでしたでしょうか。自分と赤ちゃんを守るための注意事項に気を付ければ、妊娠中でも温泉を楽しむことができます。私も妊娠中に体調の良い時期を見計らって、たくさんの温泉地に訪れました。今はマタニティーを歓迎する旅行プランも提案されています。自然いっぱいの空間と美味しい食事を満喫できる温泉地、あなたもぜひ訪れてみて下さい。


今日のまとめ

< 妊娠したら温泉行っちゃいけないの?>

その1:法律で妊娠中の温泉が禁止されていた?
その2:“妊娠中は温泉禁止”の医学的根拠はない?
その3:妊娠中に温泉に入るメリット
その4:妊娠中に温泉に入る際の注意