これで大丈夫!切迫流産3つの原因とは

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切迫流産とはどんな状態なのでしょうか。まずは流産の危険が迫っている状態を切迫流産といいます。主な症状は出血と下腹痛で、妊娠初期に軽度なものを含めると20~30%の人が経験するといわれています。これらの症状が必ずしも流産につながるわけではありませんが、流産の始まりの症状として大事なものです。たとえ切迫流産と診断されても症状がよくなって、胎児の生存が確認できれば正常な赤ちゃんを産むことも可能です。

 

これで大丈夫!切迫流産3つの原因とは

 

切迫流産の原因は大きく3つに分けることができます。


 1、母体側の原因

母体側の問題として黄体機能が悪い、子宮内膜の状態が悪いことにより、質の良い胎盤が形成されないために、胎児に酸素や栄養が十分に供給されず、不育の状態となり、流産しやすくなります。子宮の形態異常や、子宮内腔以外の場所にも子宮内膜が生育している病気の『子宮内膜症』、女性ホルモンの働きによって発育する良性腫瘍の『子宮筋腫』などが影響して流産する場合もあります。着床時に胎盤と子宮の間に血液がたまってしまう『胎盤後血腫』、子宮の下部にある頸管の粘膜が病原菌に感染して炎症がおこる『子宮頸管炎』、陣痛を伴うことなく頸管が開いてしまう『頸管無力症』など、とくにこれといった原因がなくても、妊娠初期には出血がおこることもあります。

また、体力不足の女性では、胎児を子宮内に留めておくことができずに下方向に流れ出てしまうのです。

体力不足とは具体的に、脾の虚弱や、腎の虚弱、腎精不足、肝血不足の状態です。脾は固摂力や昇提力の要です。腎精は生命の根本であり、生殖と子孫存続にかかわる体内で最も重要な物質です。そして腎は『封蔵の本』といわれます。封蔵とはむやみに漏らしてはいけないものをしまいこんでおく働きです。腎は体の下部にあることから、それらは尿や大便、胎児などが挙げられます。腎のパワーが低下すると、これらが漏れるという異常が現れるということになります。

体力が充実していると、子宮内の胎児をしっかりその部位で保持することができます。切迫流産にはこの腎精不足や腎の封蔵力の低下という要因が大きく影響することがあるのです。それから冷えや過労、食生活などの生活スタイルも母体そのものへの負担と考えられます。

子宮を冷やすことはもっともよくないといわれています。薄着だったり、お腹を出してしまうような服装だったり、アイスクリームなど、冷たいものばかりを好んで食べたりすると子宮内膜で血流が悪くなります。ケーキやチョコレート、牛乳やヨーグルトなど、それから動物質の焼き肉、空揚げ、てんぷらなどの過剰摂取も血が汚れてどろどろになり子宮の血流に影響を及ぼします。精神的ストレスも、母体にかなり悪影響を与えます。ストレスがたまる=血流が止まる、ということです。

このように生活の乱れからも子宮が冷えて血流が悪くなり、子宮や卵巣に汚れた血が貯留します。さらに汚れた水や脂なども貯留するようになります。そして『気血精』の産生力が低下します。産生力の低下だけでなく『気血精』を消耗させることにもなります。このような身体状況になると流産を引き起こしやすくなるのです。流産しやすい体質というものは偶然そうなるわけでもなく、生活習慣に問題があるということも十分考えられています。

 


 

2、胎児側の原因

妊娠初期の流産の原因は、ほとんどが偶発的に起きる胎児の染色体異常です。受精卵に致命的な染色体異常が偶然起きることが原因で、この場合どんな治療をしても流産を防ぐことはできません。

染色体異常には生まれつき染色体に異常を持つ場合と、後天的に染色体異常が発生する場合があります。

後天的に染色体異常を引き起こす原因には、放射線や化学物質、活性酸素や喫煙など、様々な要因が考えられています。

染色体異常とは人間の遺伝子、DNAは細長い糸が二重らせんになった構造をしていますがこのらせん糸はとても長いので折りたたみ、さらにくるくると毛糸のように太く巻いて収納します。それが染色体です。

染色体異常はこの染色体に起こるトラブルを言います。人間は23ペア、46本の染色体をもっているのですが、46本のはずが「1本多い」とか「少ない」など数の異常のほか、染色体の一部分が欠けてしまうなどのトラブルもあります。


 

3、その他の原因

切迫流産の原因は様々な要因からくることもあったりするので、その原因をはっきりつきとめることは難しいといわれています。母体や胎児側に原因があるだけとは限らず、受精時の異常、2人以上の胎児が同時に子宮内に存在する『多胎妊娠』、血液や免疫の異常など様々な原因も挙げられますが、原因不明なことがほとんどといわれています。また、胎児の周りに出血の膜ができて、胎児に栄養がいかないように邪魔をしてしまう『絨膜下血腫』ということが原因になることもあります。

 


 

まとめ

切迫流産 3つの原因

1、母体側の原因

2、胎児側の原因

3、その他の原因

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