葉酸サプリで赤ちゃんが元気になる7つの知識

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妊娠すると食事内容に気を使うようになる方が増えますね。栄養のバランスを考えたり、甘いもののとりすぎを控えたり。ところで葉酸という栄養素の名前を聞いたことがありますか。葉酸は妊娠中の方や、妊娠を考えている方が積極的にとりたいビタミンです。どのような効果があるのか、また妊婦が葉酸サプリを摂取する理由などもお伝えします

葉酸サプリで赤ちゃんが元気になる7つの知識


胎児の細胞分裂を促す

葉酸は大きく分けるとビタミンB群に属する栄養素です。ビタミンB群は、ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸の8つから構成されています。これらの栄養素は互いに協力し、物質の代謝に関わっているため、まとめてビタミンB群と名付けられています。ビタミンB群は小腸から吸収され、体中の細胞にエネルギーを供給する役目があります。

これを使って赤ちゃんは細胞を分裂させ、成長していくのです


赤ちゃんが神経管閉鎖障害にかかるリスクを減らす
神経管閉鎖障害とは、赤ちゃんが脳や脊髄のもととなる神経管と呼ばれる部分をうまく作ることができないために起きる障害です。葉酸が不足すると細胞分裂がうまく進まず、このような障害を引き起こすリスクが高まると言われています。

神経管が作られる時期(人間の成長でもっとも細胞分裂がさかんな時期)は、赤ちゃんが受胎してから2~4週間ぐらいの期間です。この時期は妊娠に気づいてない女性も多いため、妊娠中でなくとも、妊娠を望んでいる女性は普段から葉酸を摂取することを意識した方がよいといえます。

具体的には妊娠1か月以上前から、妊娠3か月までの間に、葉酸をはじめ、ビタミンなどを多く含む栄養をバランスよくとることで、障害の発症リスクを抑えることができるとされています。


貧血を予防する
女性が悩まされやすい貧血ですが、これにも葉酸が関わっています。体中に酸素を運ぶ赤血球は作られてから約4か月経過すると死滅してしまいます。その赤血球をつくるのに葉酸が必要なのです。葉酸が不足すると正常な赤血球が作られず、悪性貧血になる可能性が高くなります。

悪性貧血の症状には以下のようなものがあります。

 ・貧血症状(たちくらみ、疲れやすい、脱力感)

・神経症状(手足のしびれ、ふるえ、意識障害、うつ状態)

・消化器症状(食欲不振)

これらの症状はバランスのとれた食事をとり、赤血球をしっかり作ることで解消することはできますが、ひどくなると回復に時間を要します。そのため、日ごろから定期的に葉酸をとることで予防につなげることができるのです。


動脈硬化を予防する
葉酸が活躍する場面は他にもあります。近年話題の脳梗塞や脳出血の原因となる動脈硬化を予防する力があるのです。動脈硬化とは動脈の層が厚く、固くなった状態です。弾力性や柔軟性を失った動脈の中では血液の流れが悪くなります。

この状態を放っておくと、脳出血や脳梗塞、狭心症、心筋梗塞などのいずれも命に係わる大きな病気を引き起こす原因となります。葉酸をたっぷりとることで、ホモシステインという物質の増加を抑え、血中濃度を低下させ動脈硬化になるリスクを抑えます。このように考えると、妊婦でなくとも葉酸は必要不可欠な栄養素であるということができます。


母子手帳にも必要性が明記されている
葉酸の必要性は妊婦さんがもらう母子手帳にも明記されています。手帳を持っている方は一度確認してみてはどうでしょう。

二分脊椎などの神経管閉鎖障害の発生を減らすためには、妊娠前から妊娠初期の葉酸の摂取が重要であることが知られています。葉酸はほうれん草、ブロッコリーなどの緑黄色野菜や、いちご、納豆など、身近な食品に多く含まれています。日ごろからこうした食品を多くとるように心がけましょう(母子手帳より引用)


食事からの十分な摂取が難しい
母子手帳に書かれているように食事から葉酸を摂取するのが基本です。ただ、葉酸は水に溶けやすいうえ、熱にも壊されやすい性質があり、調理していく過程で栄養の50%以上がなくなってしまうと言われています。そのためサプリメントで補うことが必要になるのです。

サプリメントだと栄養のとりすぎを心配される方もいますが、葉酸の摂取上限は1日約1000μgとされており、サプリメントを提供している会社の指示に従って服用すれば、まず摂りすぎることはないので安心して下さい。


海外では妊婦以外にも必要な栄養素であると認識されている
日本では妊婦以外にあまり知られていない葉酸ですが、サプリメントの先進国であるアメリカでは妊娠に関係なく、成人1日400μgの葉酸摂取が推奨されています。ちなみに日本では妊娠前400μg、妊娠中480μg、授乳中340μgの葉酸を摂取するのが理想的であるとされています。

葉酸について興味がわいてきたでしょうか。おなかの赤ちゃんを元気に育てるためにも、妊婦さん自身が元気に過ごすためにも欠かせない栄養素です。上手にサプリメントを活用することをおすすめします。


 今日のまとめ

その1、胎児の細胞分裂を促す
その2、赤ちゃんが神経管閉鎖障害にかかるリスクを減らす
その3、貧血を予防する
その4、動脈硬化を予防する
その5、母子手帳にも必要性が明記されている
その6、食事からの十分な摂取が難しい
その7、海外では妊婦以外にも必要な栄養素であると認識されている

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